眠りが浅く、夜間に目が覚めやすい場合、夢を見ることが多いと感じることがあります。
眠りが浅い人の場合、簡単に目が覚めやすいため夢を覚えていることが多くなる可能性があります。
日中眠気を感じて困っている場合は、一度睡眠の専門医を受診することをお勧めします。
夢を見る=浅い睡眠?
夢を見るメカニズムは、まだ多くが解明されていません。
夢を見るのはレム睡眠時です。
レム睡眠の間に起こされると夢を見ていたと感じることが多いのです。
また、夢は短い記憶でしかないため、起きたときに注意してどのような夢をもいていたか思い出そうとしないと、夢を見た記憶は残らないものなのです。
夢を見ることには起きるタイミングと、夢を思い出そうとする意識が関係しているので、個人差が大きいです。
睡眠に何らかの障害があって眠りが浅い人は、簡単に目が覚めやすいため夢を覚えている可能性が高いです。
よく夢を覚えている人で、日中に眠気を感じて困っている場合には、専門医に相談しましょう。
レム睡眠とノンレム睡眠
眠りには、レム睡眠=浅い睡眠とノンレム睡眠=深い睡眠があります。
一般に、レム睡眠は身体を休ませる睡眠で、ノンレム睡眠は脳を休ませる睡眠だといわれています。
健康な人は一番のうちで、20~25%はレム睡眠だといわれています。
体も脳も両方を休養させるためには、レム睡眠とノンレム睡眠をバランスよくとることが必要です。