睡眠薬は依存性があるのではないか?

質問

睡眠薬は一度飲み始めると、一生止められなくなるのではないですか。疑問

回答

睡眠薬やそのほかの生活習慣の改善などで、眠れるようになれば薬を飲み続ける必要はなくなります。
ただし、眠れるようになったからと言って、自分の勝手な判断で睡眠薬の服用を突然中止すると、以前よりも不眠の症状が悪化することもあります。
睡眠薬の使用も停止も、必ず医師に相談しましょう。

解説

現在の不眠治療は睡眠薬を使った薬物療法が中心です。
睡眠薬は一度使い始めると、それなしでは眠れなくなるのではないか、次第に量が増えていくのではないか、と不安に思う人もいるかもしれません。
しかし、それは過去のことです。
かつて用いられていた睡眠薬は効果が強力な半面、副作用も強いなど安全性に問題がありました。
現在広く使われている睡眠薬は不安や緊張・興奮を和らげて眠りに導くものなので、自然に近い眠りが得られます。

こんな飲み方をしてはいませんか?

アルコールと一緒に飲む

睡眠薬をお酒と一緒に飲むと、激しい脱力やふらつきが出たり、異常な行動をしたり、記憶が抜けたりすることがあります。
危険ですので、絶対に避けましょう。

途中で起きなければならない場合は、飲まない

薬を飲んで眠っているときに起こされると、その前後の記憶が抜けたりすることがあります。
原則、睡眠薬を飲んだら途中で起きないようにしましょう。

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