過眠症とは?

睡眠障害の1つです。快眠
過眠症とは、夜十分な睡眠をとっているにもかかわらず、日中に強い眠気が生じ起きているのが困難になる状態のことを指します。
日中の眠気がある点では不眠症と同じですが、夜に睡眠がとれている点が多きく違います。


過眠症の主なタイプ

ナルコレプシー

症状としては、日中の耐え難いほどの眠気と居眠りが繰り返し生じます。
居眠りは長くても30分以内と短く、目覚めた後は一時的にすっきりします。
笑ったり、怒ったりすると突然体の力が入らなくなり、ひどいときにはへたりこんでしまうときもあります。
寝た直後に金縛りにあったり、現実と夢との区別がつかないような体験をします。

特発性過眠症

症状としては、昼間の眠気と居眠りがあります。
居眠りは1時間以上続き、寝ざめたあとはすっきりと覚醒できずに眠気が続く場合が多いようです。
夜間の睡眠が10時間以上とかなり長い場合があります。

反復性過眠症

症状としては、強い眠気がやってくる時期が3日~3週間続き、自然に回復して全く症状がなくなります。
しかし、その後不定期の間隔で強い眠気が繰り返し訪れます。


非常にまれな発症

ナルコレプシー、特発性過眠症、反復性過眠症ともに、病気になる人は世界中で1000~2000人に1人と非常にまれです。
過眠症がもとで、日常生活に支障を来すようであれば、一度医師の診察を受けてみてはいかがでしょうか。

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