概日リズム睡眠障害とは?

勤務体制

昼と夜のサイクルと体内時計のリズムが合わないため、1日の中で寝たいときに睡眠をとることができす、日常生活に困難をきたす睡眠障害です。
例えば、工事現場や24時間営業のコンビニエンスストアなどで交代制の勤務を続けていると、昼夜逆転の生活が体内時計のリズムを狂わせてしまいます。


症状

出勤、登校、その他の社会生活において求められる通常の時間寝起きすることができません
もしも、概日リズム睡眠障害の人が自分の体内時計のとおりに寝起きすることが許されたなた、その日とは十分な睡眠をとることができます。
睡眠の質も通常通りです。

概日リズム=体内時計とは?

人間は、約24時間周期の体内時計を持っていて、これによって一日の生活を送ります
体内時計の影響によって、時間が経過するにしたがって眠気がやってくるわけではありません。
眠気と睡眠は、十分な時間の睡眠から目覚めてどのくらいの時間が経過したか、ということを基本にやってきます。


対処法

  • 昼寝やカフェインなどの刺激物を避ける
  • 睡眠の時以外にベッドに入らないようにする
  • 昼間30~60分間、日光に当たる
  • 自然な眠りをもたらす薬や、覚醒をもたらす薬、短時間用の睡眠薬などを使用する
  • 毎日1~2時間ずつ寝る時間を遅らせたり早めたりして、睡眠に入る時間を調節する